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MACDの使い方ダイバージェンス

目次

①MACDとは?

②MACDの計算式

③MACDの見るべきポイント

④MACDの使い方は? 動画で説明

⑤MACDのダイバージェンス

⑥MACDのコンバージェンス

⑦MACDのメリット デメリット

⑧MACDのまとめ

①MACD【マクディー)とは?

MACDは「Moving Average Convergence Divergence」の略です。日本語にすると移動平均の収束と拡散.

1979年にジェラルド・アペルが開発した移動平均線を発展させたインジケータです。

移動平均線は一般的に使用されるSMA(単純移動平均線)ではなく直近の価格を重視するEMA(指数平滑移動平均線)を使用します。このことよりSMAより早く相場状況を判断できます。

このことによりMACDはトレンドの始まりや転換点をいち早く判断出来るということで数あるインジケーターの中でも最も人気のあるものの1つです。

 短期EMA=12日

 長期EMA=26日

 シグナル=9日

②MACDの計算式

MACD=短期EMA(12日)-長期EMA(26日)

MACDシグナル=MACDの(9日)EMA

ヒストグラム=MACDライン-シグナルライン

初心者の方はデフォルトの設定を変えないほうがよいでしょう。

上記のようにヒストグラムの長さがトレンドの大きさを示しています。ゼロラインから一気にプラス方向に伸びているので大きな上昇トレンドが発生しているということです。

③MACDの見るべきポイント

MACDの見るべきポイントは単純移動平均線と同じでクロスするところです。

1)上記のように②【買い】のサイン移動平均線ゴールデンクロスより少し早く①【買い】MACDラインの上にヒストグラムが乗っています。

2)一方④【売り】のサイン 移動平均線 デッドクロスより少し早く ③MACDライン の下にヒストグラムがあります。

3)MACDがゼロラインを通過する時②【買い】の時MACDラインがゼロを通過しています。①で買いでエントリーできた時②で買い増しが出来るということです。逆に③で【売り】エントリーできて④のデッドクロスでMACDラインがゼロを通過する時売り増し出来るということです。

以上のことからMACDは単純移動平均線より反応が早い分早くエントリー出来るということです。値幅も変わってくるので回数重ねればかなり獲得出来る利益も大きく変わってきます。

④MACDの使い方は?

⑤MACD ダイバージェンス


このように相場は高値を更新していますが、MACDラインは右肩下がりの方向ということはそろそろ

上昇トレンドが反転して下降トレンドに変わるというサインです。

このようにMACDは相場の転換を判断出来るインジケーターです。

⑥MACD コンバージェンス

このように相場は安値を更新していますが、MACDは安値を更新できず右肩上がりの方向を示しているということは

そろそろ下降トレンドから 上昇 トレンドへ転換というサインです。

⑦MACDのメリット デメリット

MACDの最大のメリットは何ですか?

単純移動平均線より直近の相場に重きを置いているのでより敏感に相場を判断しやすいです。
さらに【ヒストグラム】を使用するとゼロラインを通過するのが視覚的に解りやすいので、プラスの方向に行けば上昇トレンドマイナスの方向に行けば下降トレンドと判断しやすいです。

MACDのデメリットは何ですか?

トレンドが出ていないボックス相場いわゆるレンジ相場では行ったり来たりなので誤ったサインを出しやすいので機能しないのです。

Aの場合一目瞭然で下降トレンドということが解ります。

Bの場合ヒストグラムがマイナスの部分でエントリーできなくてもゼロ時点でエントリーしても十分利益が出ます。

Cの場合トレンドが出てなくて。ヒストグラムもゼロラインを行ったり来たりしているので絶対エントリーしてはいけない場面です。

⑧まとめ

ダイバージェンスだから次は絶対下げだとか、決めつけていくのではなく、他のオシレーターであるRSIとかストキャスティクスなどと組み合わせて見ていくことで、サインの信憑性が増していきます。

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